2023/10/13  銀座の歌

 

 

銀座を知る読み物としても良質「銀座歌集」をご紹介。

 

銀座に吹く風に任せて銀座を歩いていると、なぜか背筋が伸び、シャキッとしてくる。

この街を舞台に1000曲以上の歌が生まれてきたという。

歌がまだ世につれ、街とともにあったころの銀座の歌、ベストヒット27を紹介した本から銀座の歌をご紹介。

 

「銀座の柳」

 

昭和7年発売

 

歌:四家文子

作詞:西條八十

作曲:中山 晋平

 

植えてうれしい 銀座の柳

江戸の名残りの うすみどり

吹けよ春風 紅傘日傘

今日もくるくる 人通り

 

巴里のマロニエ 銀座の柳

西と東の 恋の宿

誰を待つやら あの子の肩を

撫でてやさしい 糸柳

 

恋はくれない 柳は緑

染める都会の 春模様

銀座うれしや 柳が招く

まねく昭和の 人通り

 

晋平前ともいわれる形を持つ作曲家の中山晋平と修群の天才、才能あふれる作詞家西条八十の「東京行進曲」の大ヒットコンビが、12年ぶりに銀座に戻ってきた名物「銀座の柳」、その記念すべき柳との再会を祝し世に出した曲。大正10年から姿を消していた銀座通りの柳並木がこの年復活。銀座を、銀座の部を愛する人たちの、銀ブラ族の願いがようやく叶ったのである。

“音なしい 座の間、東線な年増を誰が知ろ〜”と歌って先の東京行進曲は大ヒットしたが、そのコンピが今回は、“植えてうれしい銀座の柳、江戸の名後のうすみどり~”ときた。皆恋しい銀座の棚に負けず劣らず、植えてうれしい風産の部のフレーズがいい。韻を踏みながら、しかしズバッと切り込んだ。棚が戻ってきた、うれしい気持ち、喜びがほんとによく伝わってくる。

・パリのマロニエ食題の解、恋は紅初は無、1番に続く、2番、3番の持って行き方のこの巧みさ、記念の取を手線れのプロが自信をもって送り出してきた。まるで気の利いた絵物語、それも総天然色のものを見せられているようだ。天才西菜の国目意外そう思わずにいられない。「東京行進曲」を歌った

佐藤千夜子が外選中で、同しクラシツク期の四家文子が歌って、たちまち生

国に広まった。「東京行進曲」回標、今回も映画も作られ、こちらも大ヒットした。中小メーカーによる過作品が、レコードも映画も作られるほどだった。

 

※「GINZA・うた」から選抜。

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